白井みちひろは「オンリーワン」にこだわります。

多くの投資をして回収は結局多くは見込めなかった・・・・・新城市の観光はこういった状況が続いています。

その理由は、オリジナリティにあふれたいつでも集客できるものではなく、その日だけのイベント中心の観光が原因のひとつです。

大きなイベントを呼び込んでも、新城市に落ちる金額は労力の割にはとても少ないのです。ここを打破しない限りミライに繋げることはできません。

新城市にわざわざ行かなくては体験できないもの、そこに地域全域活性化のヒントがあるのです。

 

●やまびこの丘「ブッポウウォール」を競技用に

オリンピック種目になるスポーツクライミングで唯一競技施設が極端に少ないのが「スピード競技用のウォール」ですが、ブッポウウォールは改修するだけで、このニーズに大きく応えてくれるものです。

現在スピードの競技者は、日本に三か所しかないウォールの順番待ちで、一カ月後にようやく順番が回ってくる状況になっており、ここが正式種目に対応できる修繕をすれば、おそらくとても競技者が集まる施設に変貌します。

このウォールを県と協議しつつ、修繕再開できるように進めていきます。

フィールドスポーツの充実化

トレイルランやサイクリングは一部でイベント的に盛り上がっているところもありますが、市内全域で常時フィールドスポーツを楽しむインフォメーションがそれぞれバラバラで、新城スポーツツーリズムも面白味がほとんど伝わってきません。

おおらかでウェルカムな壮大さのアピールと詳細な情報発信が今後必要不可欠になってきており、フランチャイズイベントのラリーなどが筆頭になっていては、新城オリジナルのツーリズム観光が構築されないまま時間だけが経過してゆきます。

セッティングとストーリー、ブランド化するためには多方向の視線で創っていかねばなりません。

木ャンプ&里ゾート、新しい新城のフィールド観光。

ここに来ないと体験できないフィールド観光を、新城観光のひとつの目玉にしてゆく、という考え方は、オンリーワン観光であり、またリピーターを多く生み出します。

SNSなど写真映えすることで発信される現代の観光は、日本から世界から、体験しに訪れるはずです。

そのひとつが「森と木の中で過ごす・泊まる・遊ぶ」です。

●木材や森の中で過ごす、ここだけオンリーワンステイ

丸太をくりぬいたようなフォルムのカプセルホテル。ホテルというよりはカプセルキャンプですね。

名付けて「ログ(丸太)イン」。

カプセルホテルにもキャンプコテージにも今まで無かった発想で、しかも新城市の森林資源を大きくアピールできます。

焚き火のように放射状に配置して、顔だけ出してみんなで会話したり、薪の積み上げの中にマンションのように点在したり、半野外のロケーションで、市内どころか日本の面白いスポットとしてインスタグラムやfacebookなどのSNSで瞬く間に発信されることでしょう。

有名スポットをオンリーワンでつくってゆくことで、観光集客・森林資源の活用・雇用・リピーター観光と、多くの収益が見込まれることでしょう。

●ツリーハウス木ャンプ、ツリーテント

ツリーハウスビレッジ。

木材を駆使したツリーハウスは、巣箱のようだったりミノムシのようだったり、木の上に浮かんだ海賊船だったり。

またなかなか購入までにはためらう風変わりなテントやドームなどもレンタルで泊まることができると人気になるでしょう。

新城の木材で創ったツリーハウスで宿泊エンジョイしてもらう、異空間体験ステイ。

それぞれ違った形状やテーマの宿泊で、リピートさせる集客プランです。

同時に新城フィールドの森や木までもが、ひとつのテーマパークになり、市内数か所で展開することにより、市域隅々まで観光客を誘致し、同時に収益を得ることができます。

●第二の親戚んち、ノスタルジック里ゾート

田舎の里山も「里ゾート」として捉えれば、古民家宿泊や体験、農家一日体験、里山ワイルドなおもてなし、など、都会の人には経験できない貴重な体験の思い出ができることでしょう。

軽トラプールに軽トラテント、石焼バーベキュー、ドラム缶五衛門風呂、囲炉裏、古民家・・・・。

農家の民泊もこうして組んでいけば、過疎地や農閑期などでも収入になります。

愛知県は九州や遠くから実家や地元を離れ働いている人が多いところです。正月と盆だけ帰省という家族も多いことでしょう。

身近に「セカンド親戚」のようなスタイルで気楽な一日を過ごせれば、里山の良さも体験でき交流も深まります。